在ハンガリー日本大使館 館員日誌
平成24年(2012年) 6月 |5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
平成23年(2011年) 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
平成22年(2010年) 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
平成21年(2009年) 12月 | 11月 | 10月 | 9月
広報文化関係者との意見交換
2012年5月24日
![]() |
ご出席いただいた方々と共に(拡大写真) |
5月23日、日頃よりお世話になっているハンガリー日本語教師会やハンガリー日本友好協会の方々などを大使公邸での夕食会にお招きして意見交換を行いました。
今回、同教師会からはELTE大学、カーロリ・ガシュパール大学、ブダペスト商科大学、法門仏教大学といった日本語教育が盛んな大学の先生方にお集まりいただきましたが、ハンガリーでは日本語学習者数が1,500名を超えており、これらの大学の日本学科の入試倍率が10倍を超える場合もあるようです。ハンガリーにおける日本語教育や日本文化の普及のために、大使館としても引き続き支援を行っていきたいと思います。(広報文化班:S.S.)
2012年春季ソフトボール大会
2012年5月12日
![]() |
大使館チームとその家族 |
5月12日、在ハンガリー日本商工会の主催する2012年春季ソフトボール大会が開催されました。当日は、ハンガリー進出日系企業、日本人学校、ハンガリー人チーム等計14チーム221名が参加し、ブダペスト市内のホテルやレストラン等から多数の賞品の提供もあり、気温が30度にも達する暑さの中、熱戦が繰り広げられました。
大使館チームは、2試合とも序盤はリードしながら最終的には逆転を許してしまい、勝利を収めることができませんでしたが、試合を通じて館内の結束や在留邦人の方々との交流を深めることができました。
このような大会を開催するため、準備・運営に多大なる尽力をなされた商工会幹部・事務局や大会幹事の皆様に感謝したいと思います。(経済班:Y.M)
ソルノク市訪問
2012年5月9日
公演終了後関係者の皆さんと共に(左からイグナーツ・ソルノク市立交響楽団総支配人、サクソフォーン奏者の雲井氏、伊藤大使、井崎ソルノク市音楽総監督) |
5月7日、ブダペストから南東約100キロのソルノク市を伊藤大使夫妻と共に訪問しました。同市は、1983年以来山形県遊佐町と友好交流を続けてきており、2000年11月に正式な姉妹都市協定も締結され、これまで双方から合計2,000名以上が相互訪問しています。市庁舎では、国会出席のため不在のサライ・フェレンツ市長に代わり、カーライ・マーリア副市長と会談し、更に、コヴァーチ・ミハーイ・ソルノク・ハ日友好協会会長から、遊佐町との交流の歴史について説明をお聞きしましたが、30年近くに亘り、音楽、民族舞踊、農業(パプリカ栽培)、青少年交流など様々な分野で毎年緊密な交流が続けられていることに感銘を受けました。
また、同日夜、ソルノク市の音楽総監督を務める井崎正浩氏(館員日誌)が率いるソルノク市立交響楽団のコンサートに招待されました。今回の公演には、クラシック・サクソフォーン奏者・雲井雅人氏が特別ゲストとして出演され、典雅で柔らかい音色で聴衆を魅了すると共に、サックスの考案者であるベルギー人アドルフ・サックスの息子によって約100年前に制作されたサックスでの演奏も披露して、聴衆の喝采を浴びました。(儀典K.K)
ハイドゥーナーナーシュ「日本の日」
2012年5月2日
![]() |
開会式にて(中央左がソーラート市長、右は訪日歴49回のピンツェーシュ国立劇場舞台監督) |
5月1日、ブダペストから東方に200kmのハイドゥーナーナーシュ市で開催された「日本文化の日」に、同市のソーラート市長(国会議員兼任)から招待を受け開会式で挨拶をしました。この行事はハイドゥー地域広域で行われた第2回「日本文化の日」の一環として行われるもので、日本語・ハンガリー語での劇や、武道のデモ,生け花,茶道,折り紙,俳句などのプログラムが実施されました。
ソーラート市長ご自身は、25年間にわたり剣道を続けておられるだけでなく、文化使節団長として2度の訪日歴がある親日家で、ハンガリー・日本友好議員連盟の一員としても、両国関係拡大のために活躍いただいています。
また、同市のあるハイドゥー・ビハル県と日本の富山県は、芸術文化分野において長年にわたり大変活発な相互交流を続けており(館員日誌(1)、(2))、長年の功績により、今般、ハンガリー政府が小泉博富山県芸術文化協会会長に対して、騎士十字型勲章を授与することを決定しました。 このようなすばらしい形で地道な市民間の交流が評価されたことは大変喜ばしいことです。(次席Y.A.)