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在ハンガリー日本大使館 館員日誌

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城西大学・ブダペスト商科大学異文化研修

2011年11月30日

成果発表を行う学生たち

 11月30日、ブダペスト商科大学において1週間にわたって行われていたハンガリー異文化コミュニケーション研修の研修発表会に参加してきました。

 この研修は、城西大学から毎年約10名の学生がブダペスト商科大学を訪れて実施されているもので、今年で5年目となります(館員日誌)。今年は3月の東日本大震災を受けて、研修テーマの1つとして「ハンガリー・日本の自然災害の比較」が取り上げられ、当日はその研究成果が発表されました。外国の学生と外国語を使って話し合いながら1つのものをまとめることは、双方の学生にとって大変貴重な経験であり、こうした経験が双方の学生たちの将来のために大いに役立つことを期待します。(広報文化班:S.S.)

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アフガニスタンにおける日本とハンガリーの協力

2011年11月29日

マジド知事(左から2人目)レヘル代表(右から2人目)と共に

 11月24日、ハンガリーのNGO「ハンガリー国際教会援助機構(Hungarian Interchurch Aid:HIA)」がアフガニスタン・バグラーン県のマジド知事を招いて催した昼食会に招かれ出席しました。HIAは、日本政府の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」支援の下、同県で職業訓練学校・学生寮建設等の支援プロジェクトを実施しています(館員日誌ホットトピック)。

 挨拶の中で、マジド知事からは地元市民のニーズに沿ったHIAの支援活動と日本の資金協力に対し謝意が表明され、これに対して HIAのレヘル代表からは、プロジェクトに関わった地元市民がその実施過程で様々なノウハウを会得したことも非常に重要であり、彼らが今後の同県の発展に貢献するだろうと述べました。日本とハンガリーの協力がアフガニスタンの復興に確かに役立っていることに意を強くしました。(経済班:N.A)

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外交団配偶者の会主催チャリティー・バザー

2011年11月28日

日本ブースの前でカタリン大統領夫人(左から3人目)と館員夫人達(拡大写真
大人気でほとんど売り切れた日本の陶器や民芸品(拡大写真

 11月20日、ブダベスト外交団配偶者の会(DSB:Diplomatic Spouses in Budapest)が主催したチャリティー・バザーが、市内のホテルで開かれ、日本大使館も参加しました。

 開会式では、冒頭、当地で活躍する和太鼓グループ(清帰途太鼓)に迫力十分な演奏で景気づけして貰い、続いて、主賓のシュミット大統領カタリン夫人が挨拶され、DSBの日頃の慈善活動にお礼を述べられました。その後、カタリン夫人は、日本ブースにも立ち寄られましたが、1968年東京オリンピックの銀メダリスト(体操)で、これまで何度も訪日経験がある親日家の夫人は、突然「幸せなら手を叩こう」を口ずさんで披露され、応対した館員夫人達を驚かせました。日本ブースでは、日本の陶器や民芸品、手作りのクリスマス・リース、巻き寿司やカップ・ヌードルなどを販売しましたが、売れ行きは上々でした。

20ヶ国以上の大使館を含む50余の参加団体のブースで得られたバザーの収益金は、全額ハンガリーの慈善団体(障害児やロマ人の子供達の養護施設、家庭内暴力の被害者のための保護施設など)に寄付されます。日本大使館の館員夫人達は、出展品の製作から会場準備、当日の販売まで、一致団結して活動し、売上額からみてもバザーの成功に大きく貢献することが出来たと思います。また、東日本大震災の際、ハンガリー政府からの緊急食料援助にも用いられたカップ・ヌードルを当地で生産しているハンガリー日清食品(Nissin Foods Kft・館員日誌)から製品を無償提供して頂き、感謝致します。(館長T.I.)

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中・東欧地域環境センター年次総会

2011年11月24日

年次総会の様子

 11月17・18日,中・東欧地域環境センター(REC)の年次総会にY.A次席と出席しました(RECの概要20周年式典。)。欧州地域をはじめとする世界20か国以上から代表者が集まり,RECの過去1年間の活動と今後の活動方針について話し合われました。当方からは,東日本大震災による福島第一原発の事故後,日本での再生可能エネルギーの活用も含めたエネルギー戦略の見直しが行われていることを紹介し,RECによるこの地域における気候変動問題や再生可能エネルギー分野の貢献に引き続き関心を有している旨発言しました。セルビア,アルバニアなど将来のEU加盟候補である西バルカン諸国からは,環境保護・改善の取組みにおけるRECへの更なる期待を強く感じました。(経済班:N.A)

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アイスホッケー日本代表チームのハンガリー訪問

2011年11月14日

氷上練習の後,日本人学校の児童たちとも交流。

 11月8日,アイスホッケーの4カ国対抗戦Telenor Cupに出場するためハンガリーを訪れている日本代表チームが、ブダペストで行った氷上練習を見学してきました。日本チームはこれまで何度もハンガリーを訪れており、ハンガリー・チームは世界ランキング上でも実力伯仲の「良きライバル」だそうです。イタリア,オーストリアのナショナル・チームも参加して11日からハンガリー東部のミシュコルツ市で行われた4ヶ国対抗戦では、出場5回目の日本チームは2勝1敗で見事準優勝しました。

 4月にハンガリーで開催されたアイスホッケー世界選手権には、東日本大震災のため日本代表チームは出場を取り止めざるを得ませんでしたが、ハンガリー・アイスホッケー連盟は義捐金を贈り日本チームを激励しました。こうしたアイスホッケーを通した日本とハンガリーの友好的な交流がこれからも続くことを期待します。(広報・文化班:K.Y)

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ブダペスト日本人学校ドナウ祭の開催

2011年11月12日

中学部生徒全員による和太鼓の演奏

 11月12日、秋晴れの土曜日、ブダペスト日本人学校の文化祭「ドナウ祭」が開催され、伊藤大使夫人、次席、関係する館員・家族と共に参加しました。

今年のドナウ祭は「届け!!一生懸命な気持ち‐みんなの笑顔をのせてどこまでも-」をスローガンに先生や外部の方々の指導の下に小1から中3までのすべての生徒・児童のみなさんが力を合わせて練習してきた成果を、保護者をはじめとするたくさんの観客の前で披露しました。

プログラムの前半はハンガリーダンスやソーラン節など、そして後半は学年別の合唱と演奏の2部構成で進められ、スローガンにある東日本大震災の被災者の方々への思いが伝わる3時間でした。(領事班:S.A)

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ハンガリー・日本経済クラブでの講演

2011年11月8日

ハンガリー・日本経済クラブの会員の方々と(左から3番目がキッシュ会長)

 11月8日,ハンガリー・日本経済クラブの招待を受け講演を行いました。同クラブの会長のキッシュ・シャーンドル氏は平成22年5月に外国人叙勲を伝達されていますが(ホットトピック),同クラブは,最近でも,東日本大震災の被災者支援のために,5月にブダペスト市内で開催されたタップダンス・フェスティバルのスポンサーとして募金活動を行うなど,日本に対して大変積極的な活動を行っています。

 当日の講演では,まず,私から,東日本大震災の被災地の復興の状況や日本経済の現状と今後の見通し,日本の対欧州・ハンガリー経済関係等についてお話した後,会員の方々から,幅広いトピックについて質問や貴重なご意見をいただき,1時間以上にわたり活発で有意義な意見交換が行われました。

 大使館として,日本に対して高い関心を有するこのようなハンガリーの団体と今後も緊密な関係を維持していくことの重要性を改めて感じました。(次席:Y.A.)

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富山県・デブレツェン市交流30周年

2011年11月8日

ガラ・コンサートでの合唱団によるコーラス(拡大写真

 11月5日,デブレツェン市のクルチェイ文化センターにおいて行われた富山県とデブレツェン市・ハイドゥー・ビハル県との交流関係30周年記念行事に大使館を代表して参加してきました。

 両地域の劇団の交流から広がった友好関係は,これまで合わせて2,000人以上の芸術家の相互訪問の実現につながっています。クルチェイ文化センター,および「デブレツェン・プレーヤーズ・スタジオ」が主催した今回のイベントでは,富山県を訪問した地元の合唱団,民族舞踊団,音楽家・グループによるガラ・コンサートと地元画家の作品のオークションが行われ,その収益は,今後の交流のために,富山側に寄付されます。(広報・文化班:K.Y)

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1125 Budapest, Zalai u. 7. HUNGARY【案内図

電話(代表)+36-1-398-3100