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在ハンガリー日本大使館 館員日誌

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東北地方太平洋沖地震に際するハンガリー支援物資発送式

2011年3月29日

支援物資の前でオードルEU担当外務次官補と伊藤大使

 

3月28日(月)、ハンガリーから日本に対する支援物資が発送されました。支援物資は、被災地側の要望を踏まえ、ハンガリー製のカップヌードル、チョコアップルチップ、チョコバー、桃の缶詰の計1千万Ft(約430万円)相当となりました。近日中に他のEU支援物資とともに日本に空輸され、宮城県の被災者の方々に届けられる予定です。

地震発生以来、ハンガリー政府、国民、民間団体から多くの支援の申し出をいただいています(支援表明に対する御礼)。支援物資の発送式では、伊藤大使がハンガリー語でお礼の挨拶をしました。

今回の支援実施にあたっては、日本、EU、ハンガリー間の調整で多少の困難もありましたが、無事発送式を迎えることができほっとしました。支援物資が遠く離れたハンガリーの「心」も一緒に運んで、被災地の皆様を元気づけてくれるよう願っています。(政務班H.K.)

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三洋ハンガリーの太陽電池モジュール第3工場開所式

2011年3月11日

開所式でのテープカット

 3月11日、三洋ハンガリー(従業員数:1,080名)の太陽電池モジュール第3工場の開所式に祝辞を述べた大使と共に参加しました。三洋電機は1999年にハンガリーに進出し、現在は太陽電池パネルの製造に特化した事業を行っています(館員日誌)。今回開所した工場で製造される太陽電池モジュールは、世界最高の発電効率を誇るもので、また、第3工場の開所により、三洋ハンガリーの生産能力は倍増し、年間315メガワットとなります。これに伴って従業員が大幅に増えており、雇用を通じた地域振興にもつながりました。ドログ市長からの祝辞では、世界に誇る企業があることは同市の誇りであるとしつつ、同社の地域貢献への感謝が述べられました。今回の太陽電池モジュールの増産が広く欧州におけるクリーンエネルギーの普及に一層貢献することを期待したいと思います。(経済班:N.A.)

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マジャール東洋シートへの訪問

2011年3月9日

日本人幹部の方と工場前にて

 3月9日、マジャール東洋シート(正式社名:Magyar Toyo Seat Kft.、従業員数:約290名)を訪問しました。

 マジャール東洋シートは2007年、スズキや東洋シート等の合弁会社として、ニェルジェシューイハル市(ブダペスト市の北西、スロヴァキアとの国境沿い)に設立された会社で、同じくハンガリーにある東洋シートヨーロッパ(館員日誌)に続く東洋シート第二の欧州製造拠点です。同社では、マジャール・スズキ向けに、自動車用シートを製造しています。同社の製造工程には手作業を多く必要としますが、日本人幹部の方からは、従業員に配慮した経営に努力した結果、協調性があり熟練した従業員を育てることができたこと、またそのために年々業務効率化が図られているとのお話を伺いました。製造現場では、複雑で手間のかかる作業をてきぱきと処理するハンガリー人従業員の方の姿が印象的でした。(経済班:S.H.)

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日本人学校卒業式への出席

2011年3月7日

中学部の卒業生と共に(拡大写真

 3月6日(日)、ブダペスト日本人学校の卒業式に祝辞を述べた伊藤大使と学校運営理事会理事を務めると雨宮参事官と共に出席しました。

 卒業式には、御父兄や来賓、在校生全員が参加し、全校を挙げて卒業生を祝福しようという雰囲気に溢れていました。式典は、リスト音楽院の日本人留学生の生演奏をバックに、卒業証書授与が厳かに行われた後、在校生が元気一杯に卒業生にエールを送り、答辞として卒業生全員がこれまでの思い出と新たな門出への抱負を述べました。

 こうして、小学部5名、中学部3名の計9名が、ブダペスト日本人学校で学んだ日々を胸に新しい学びの場に巣立って行きました。

 皆さん、卒業おめでとうございます。(領事班:S.A.)

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