令和6年秋の外国人叙勲について

令和6年11月4日

ラントシュ・イシュトヴァーン氏の旭日中綬章

 
 
 11月3日、日本国政府は、令和6年秋の外国人叙勲受章者を発表し、この中でハンガリーのラントシュ・イシュトヴァーンに対する叙勲が公表されました。
 
   ・賞賜:旭日中綬章
   ・功労概要:音楽分野における日本・ハンガリー間の交流の促進及び日本の若手音楽家の育成に寄与
   ・氏名:ラントシュ・イシュトヴァーン
   ・主要経歴:現 元リスト音楽院楽長、リスト音楽院名誉教授
 
 著名なピアニストとしてハンガリー国内最高位の文化・芸術褒章の受章者でもあるラントシュ・イシュトヴァーンは、これまで日本の大学においても教鞭をとり、約30年続く北海道でリスト音楽院マスターコースの設立にも多大な貢献をされ、ハンガリーと日本の両国における音楽交流の促進に長年寄与しました。また、リスト音楽院の教授としても、ハンガリーにおいて数多くの日本人音楽家を指導し、日本の西洋音楽の実践・研究の水準の向上に貢献されました。
 
 ラントシュ・イシュトヴァーンは、このような功績が認められ、このたび日本国政府による「旭日中綬章」の授与が決定されました。