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日本祭2009の開催について

2009年2月6日、在ハンガリー日本大使館多目的ホールにおいて、大使館及びハンガリー教育・文化省との共催で、日本政府による新たなボランティアプログラムである日本文化発信プログラム(通称:J-CAT)の門出などを祝う「日本祭2009」を開催しました。

開催にあたって、主催者である鍋倉大使及びボジャイ・カタリン教育・文化省専門次官(国際担当)より挨拶があり、2009年という二国間にとって重要な外交的節目となる年において、J-CATという二国間の新たな架け橋に対する期待が述べられました。

 
鍋倉大使ご挨拶
 
ボジャイ・カタリン専門次官ご挨拶

J-CATが新たに設立された目的は、日本語教育や日本文化発信という分野において「草の根」活動を行い、市民レベルでの二国間文化交流を深めることであり、ハンガリーを含めポーランド、ブルガリア、ルーマニアの4カ国へ総計26名のボランティアが派遣されました。ハンガリーへは7名のJ-CATボランティアが派遣され、それぞれブダペスト(2名)、デブレツェン、ミシュコルツ、ヤースベレーニ、ヴェスプレーム、カポシュバールの受入機関において活動を展開していくこととなります。

ハンガリーへ派遣された
7名のボランティア

受入機関を代表して、ヴィハル・ユディット・ハンガリー日本友好協会会長からの挨拶がなされ、J-CATという新たなプログラムを通じ、各機関においてもそれぞれより活発な活動を展開していくことへの決意が表明されました。また、同氏が代表を務める「日本語-ハンガリー語辞書編纂事業」の進捗にも触れられ、既に辞書編纂作業は全て終了しており、印刷作業を残すのみであることから、間もなくハンガリーで日本語を学ぶ方々へ同辞書が届く予定である旨、発表がありました。

J-CATボランティアは、普段は日本語教師として活動しますが、また同時に、茶道、華道、書道、折り紙、日本映画などを始めとする各種日本文化をハンガリーの方々へ発信する活動も行っていきます。日本祭2009においては、茶道、華道、折り紙に関するデモンストレーションが行われ、その活動の一端を垣間見ることができました。

 
茶道   華道
折り紙
鶴にはハンガリーと日本の国旗

また、受入機関やその地域だけでなく、要望に応じて他機関や地域とも連携しながら活動を展開していきます。問い合わせは在ハンガリー日本大使館広報文化班(culture@japanembassy.hu)までどうぞ。