日・ドナウ交流年オープニング　ようそろ公演

写真提供：国際交流基金ブダペスト文化センター

２００９年１月２８日及び２９日、日本とハンガリーとの外交関係開設１４０周年及び同再開５０周年を祝す大型周年「日本・ドナウ交流年２００９」が、邦楽グループ「ようそろ」によるオープニング公演をもって幕を開けました。

２８日の公演初日には、一般聴衆はもとよりデムスキー・ブダペスト市長夫妻を始めとする要人の列席の下、鍋倉眞一日本国大使より、周年開始の挨拶が行われ、「両国にとり記念すべき２００９年には、本コンサートを皮切りに、秋篠宮殿下同妃両殿下のハンガリー御訪問、エリザベート橋ライト・アップ計画、及び日・ハ共同記念切手発行等多数の有意義な行事がハンガリーで予定されている」旨紹介がありました。

和太鼓に三味線、篠笛を加えた邦楽グループ「ようそろ」の公演は、ハンガリーでも有数の伝統と美しさを誇るリスト音楽院大ホールにて、２８日と２９日の２日間に亘って開催され、連日多くの観客が会場を埋めました。日本でもトップレベルで活躍する「ようそろ」の奏者達による力強く洗練されたパフォーマンスを通じて、多くのハンガリーの方が、日本の伝統音楽の奥深い魅力を感じ取ったものと思います。周年という友好ムードの盛り上がりの中で行われた、この賛辞に満ちた邦楽公演は、日本とハンガリーとの外交的節目の年のスタートを飾る絶好の機会となりました。

写真提供：国際交流基金ブダペスト文化センター