天皇誕生日レセプションの開催

 

 2007年12月4日、ブダペスト・マリオットホテルのバールルームにて、日本の国祭日祝賀行事である天皇誕生日祝賀レセプションが開催されました。

 

写真:鍋倉大使ご挨拶

 会場には日本国旗及びハンガリー国旗が掲揚された他、天皇皇后両陛下の御真影が飾られました。レセプション開始後、来場者が一段落した段階で日本国歌「君が代」に続きハンガリー国歌「ヒムヌス」が演奏され、続いて鍋倉大使よる挨拶が行われました。挨拶冒頭で天皇陛下の誕生日にあたってのお祝いの言葉及び天皇陛下の今後一層の御多幸と御健康を祈念する言葉を述べた後、今年は1月に麻生外務大臣(当時)が日本国外務大臣としては14年振りにハンガリーを訪問し、また11月には、日・ハンガリー協力フォーラムの最終回会合が成功裏に開催される等、両国間の関係は益々発展しており、今後、二国間の外交関係樹立140周年及び外交関係回復50周年という記念すべき年となる2009年に向け両国間の緊密な関係が一層豊かに花開くことを祈念する旨述べて乾杯を行いました。

  今年の天皇誕生日祝賀レセプションにはハンガリー国会及び政府関係者、当地駐在外交団、在留邦人等、総数500名近くの方に出席頂きました。また、天皇誕生日レセプションという祝賀行事に際し当地進出日系企業の協力を広く募った結果、会場前ロビーに大型テレビを設置し、京都、浅草といった日本の街並みや富士山等日本の美しい自然の映像を流すとともに、デジタルグランドピアノによる「さくらさくら」等日本の音楽の自動演奏を行うという初の試みを行いました。天皇陛下の誕生日を厳かに祝うという本来の趣旨を損なうことなく、さりげなく日本の文化と技術をアピールし、出席頂いた皆様に日本に対する理解や関心を深めて貰えるものとなりました。

 

写真:パナソニック社103インチプラズマテレビ展示風景
写真:ローランド社デジタルグランドピアノ展示風景
写真:ソニー社43インチ液晶テレビ展示風景

 

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