12月7日、ハンガリー世界教会協力機構(Hungarian Interchurch Aid=HIA)が申請したアフガニスタンにおける草の根・人間の安全保障無償資金協力案件の契約署名式がアフガニスタンの日本国大使館で行われました。これに伴い、ブダペストでもHIAによる記者会見が開催され、当館の雨宮臨時代理大使及びトマイ外務省国際協力局長が挨拶しました。
ハンガリーは、2006年以来NATO加盟国としてアフガニスタン北西部バグラーン県のポリクムリの地域復興部隊(PRT)を指揮しています。今回署名が行われたプロジェクト「バグラーン職業訓練教育改善計画」は、同PRTと連携しながらバグラーン県に職業技能訓練校の校舎及び寮を建設するものです(これまでの同PRTと連携案件は以下を参照)。

これまでの協力案件一覧
平成19年度
○バグラーン県ポリクムリ郡帰還民と最貧困層に対する衛生及び識字教育計画
(被供与団体:ハンガリー国際教会援助機構)供与限度額 86,000米ドル
○バグラーン県ポリクムリ郡帰還民と最貧困層に対する職業訓練及び収入向上計画
(被供与団体:ハンガリー国際教会援助機構)供与限度額 86,000米ドル
平成21年度
○バグラーン県における母子保健サービス改善計画
(被供与団体:アガハーン財団)供与限度額 85,900米ドル
○バグラーン県職業訓練教育改善計画
(被供与団体:ハンガリー国際教会援助機構)供与限度額 803,000米ドル
○バグラーン県中央回廊総合開発計画
(被供与団体:アガハーン財団)供与限度額 963,313米ドル |