日本文化発信プログラム(J-CAT)に関する交換公文への署名式
署名式の様子
- 2008年12月19日(金)、ハンガリー外務省において、鍋倉大使及びゲンツ外務大臣とによる、日本文化発信プログラムに関する新たな交換公文への署名式が執り行われました。
- 本プログラムは、1992年からハンガリーへ派遣されていたJOCV(青年海外協力隊)、中でもそのほぼ半数を占める日本語隊員が、2004年のハンガリーへのEU加盟に伴い、2007年末をもって撤退したことを惜しむ声をうけ、新たに設立・ハンガリーへの派遣が決定されたものです。2009年1月、ハンガリーの他、ポーランド、ブルガリア、ルーマニアの中東欧地域4カ国へ派遣される予定です。
- 2009年という、日ハ二国間にとって重要な節目となる年に派遣されるという象徴的な存在でもあるボランティアの方々の活躍を通じて、両国が市民レベルにおいてもその文化交流がより活発化されることが期待されます。
- 今後、本交換公文に基づき、2009年1月末に7名のボランティアが当国へ派遣される予定となっており、その後、各派遣先で、通常は日本語教師として、また文化行事や地方出張時には日本文化の伝道師として活躍していくこととなります。
参考:JOCVはJICA(国際協力機構)による発展途上国への技術支援を目的としたボランティアプログラムであることに対して、J-CATは、外務省の事業として、日本文化や日本語を相手国市民と同じ目線で広めていくためのボランティアプログラムとして、新たに設置されたものです。