第16回日本語スピーチコンテストの開催
2008年11月8日(土)、在外公館文化事業である「第16回日本語スピーチコンテスト」がハンガリー日本語教師会との共催のもと、ブダペスト市フンファルビ・ヤーノシュ首都実習指定、二カ国語教育貿易経済専門高校において開催されました。また、今回は、国際交流基金ブダペスト事務所、日本人会商工部会、日本航空ウィーン支店、JTB、丸紅、SANYO、トラベル・エアー・プラスからの後援・助成を受けての開催となります。
鍋倉大使ご挨拶開会において、鍋倉大使より挨拶があり、発表者に対して日頃の成果を発揮するよう励ましの言葉がありました。また、2009年は日本及びハンガリーにおける外交関係開設140周年及び外交関係再開50周年にあたる記念すべき年であること、更には同年には長年関係者が待ち望んでいた「日ハ辞書」が完成すること、JOCV(海外青年協力隊)の後継である「日本文化発信プログラム」により日本語教育などを行うボランティアが新たにハンガリーへ派遣することについての紹介もなされました。
今回は、「高校生の部」16名、「大学・一般の部 初中級」6名、「大学・一般の部 上級」9名の総計31名もの例年以上の多くの発表者が名を連ね、日頃の成果を発揮すべく、熱のこもったスピーチを発表しました。各部門の入賞者は下表の通りです。残念ながら今回は入賞できなかった発表者の方々も本当に素晴らしいスピーチでした。
【第16回日本語スピーチコンテスト入賞者一覧】
大学・一般
上級
大学・一般
初中級
高校1位
フォルゴー・テオドーラ
(カーロリ・ガシュパール大学)
タコー・フェレンツ
(ELTE大学)
ケーリ・シャーンドル
(セント・イシュトバーン高校)
2位シュテーゲル・アーコシュ
(ELTE大学)
マヨロシュ・マリア
(独学)
アルパーリ・バーリント
(ピアリシュタ高校)
3位ニェルゲシュ・ノルベルト
(独学)
カルヴィン・クリスティナ
(独学)
モナ・ダーニエル
(ヴァーロシュマヨリ高校)
敢闘賞:シャシュヴァーリ・イルディコー
(ブダペスト商科大学)
4位:サボー・シルビア
(カテドラ語学学校)
5位:ヴェールテシュ・エステル
(ヴァーロシュマヨリ高校)
敢闘賞:ゲオルギヴィッチ・ドリナ
(ケチケメート高校)
努力賞:ラーチ・エーヴァ
(フンファルビ高校)
各部門上位3名の方々へは、間もなく完成する「日ハ辞書」の目録が商工部会より授与されました。辞書は、後日開催される辞書完成記念式典にて贈呈されることとなります。
また、「大学・一般の部 上級」優勝者のフォルゴー・テオドーラさんへは、JALウィーン支店及びJTBより日本への往復航空券が、「大学・一般の部 初中級」優勝者のタコー・フェレンツさんへはトラベル・エアー・プラスより欧州往復航空券が、「高校生の部」優勝者のケーリ・シャーンドルさんへは国際交流基金より電子辞書等が授与されました。
更に各入賞者へは、助成をしてくださった丸紅、SANYOより各種日本に関連する商品等が授与されました。
大学・一般の部 上級
フォルゴー・テオドーラさん
大学・一般の部 初中級
タコー・フェレンツさん 高校生の部
ケーリ・シャーンドルさん
- 当日はスピーチの他にもパフォーマンスの部があり、日本の歌、踊り、狂言、落語などが披露され、会場が大いに盛り上がりました。
落語「寿限無」を披露した
コバーチ・バラージュさん
「長崎くんち龍」を披露した
バビチ・ミハーイ高校の皆さん
「狂言」を披露した
カテドラ言語学校の皆さん
以上、写真提供:マルコ・ラースロー氏
(参考)第16回日本語スピーチコンテストの概要 |
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名称: 開催日: 開催場所: |
第16回日本語スピーチコンテスト 平成20年11月8日(土) フンファルビ・ヤーノシュ首都実習指定、二カ国語教育貿易経済専門高校 |
主 催 ハンガリー日本語教師会(MJOT) 在ハンガリー日本国大使館
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助成・後援 国際交流基金 ハンガリー日本人会商工部会 日本航空ウィーン支店 JTB SANYO トラベル・エアー・プラス |